鳥取市社会教育事業団とは?
理事長 住川英明
ご挨拶
一般財団法人鳥取市社会教育事業団は、昭和51年に、文化都市鳥取市を創ろうという理念の下、当時の鳥取市長金田裕夫氏の発案により、鳥取市の企業・団体等が1億5千万円の資金を拠出し、その果実で事業を行おうと立ち上げた財団法人です。
当時は、市としても実施したい事業が数多くありましたが、行政として関与してはいけない活動もあり、当財団がそれらの事業を補完する形で実施してきたと聞いております。
以来、市民の文芸作品を募集して顕彰する事業(『鳥取文芸』刊行)、鳥取の文化や暮らしに関する本(『郷土シリーズ』)を出版する事業、文化講演会、音楽会、美術展の開催や社会体育の普及など、多様な分野の文化芸術活動を進めて現在に至っております。
今では文化芸術活動の基盤もできあがり、演劇、音楽をはじめ、広い分野での市民活動が盛んになってきております。当財団が、鳥取市の文化芸術活動の推進にいささかなりとも貢献することができたのは、市民の皆様のご理解とご支援の賜物ですが、その一方で市民の皆様に当財団の活動が広く知られていないこともまた痛感するところです。
このたびホームページを更新するにあたり、これまでの当財団の歩みについて改めてご紹介するとともに、鳥取市の文化芸術活動を推進する上での有用な情報を、今後も随時公開していきたいと考えております。これによって、市民の皆様との情報交換が活発になり、鳥取市における文化芸術活動のさらなる充実につなげることができれば望外の幸せです。
市民の皆様におかれましては、どうぞこのホームページを活用していただき、鳥取市の文化芸術活動にご参加、ご支援をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。
活動内容
沿革(実施事業の歩み)
1976年(昭和51年) | 発起人総会、16人の実行委員で設立準備。 |
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1977年(昭和52年) | 3月14日、鳥取市福祉文化会館で設立総会。米原穣氏が会長。 |
1978年(昭和53年) | 文芸誌『鳥取文芸』第1号刊行、現在に至る。 |
1979年(昭和54年) | 文化講演会2回。教育論文集刊行、文化講座「鳥取市90年の歩み」。 |
1980年(昭和55年) | 名作映画鑑賞会発足。郷土シリーズ刊行。「文芸選集」助成。 |
1981年(昭和56年) | 安川加寿子ピアノリサイタル。日本フィル鳥取公演共催。 |
1982年(昭和57年) | 社会教育文化事業、社会体育事業(講演会・教室)を各種継続。 |
1983年(昭和58年) | 市民劇脚本募集。「郷土読本」と郷土シリーズ刊行。 |
1984年(昭和59年) | 市民劇「鳥取有情」上演。郷土シリーズ刊行。 |
1985年(昭和60年) | 市民劇脚本募集。郷土シリーズ刊行。 |
1986年(昭和61年) | 第1回春の文化フェスティバル開催。 |
1987年(昭和62年) | 鳥取市少年少女合唱団の育成、市民文化事業、市民体育事業を継続。 |
1988年(昭和63年) | 名画鑑賞100回記念「名画を観る会」開催。 |
1989年(平成元年) | 第1回「鳥取四季油絵展」、第1回「鳥取薪能」開催。 |
1990年(平成2年) | 鳥取四季油絵展、鳥取薪能。山田洋次文化講演会と映画会。『鳥取文芸』。 |
1991年(平成3年) | 鳥取四季油絵展、鳥取薪能。『鳥取文芸』。「ピエール・ランパル」演奏会。 |
1992年(平成4年) | 名画鑑賞会の廃止。第4回鳥取薪能、第4回四季油絵展、『鳥取文芸』。 |
1993年(平成5年) | 会長米原穣氏の勇退。新会長八村輝夫氏の就任。 |
1994年(平成6年) | 少年少女合唱団、尚徳会育成。薪能、四季油絵展、記念絵はがき第2集発行、『鳥取文芸』発行。 |
1995年(平成7年) | 事務局を吉方温泉町の文化センターから片原の文化事務所へ移転。 |
1996年(平成8年) | 四季油絵展、記念絵はがき第3集発行。『鳥取文芸』発行。少年少女合唱団育成。市民文化祭協賛。 |
1997年(平成9年) | 四季油絵展。『鳥取文芸』発行。少年少女合唱団育成。市民文化祭協賛。 |
1998年(平成10年) | 第10回四季油絵展、記念絵はがき第4集発行。『鳥取文芸』20号発行。少年少女合唱団育成。 |
1999年(平成11年) | 四季油絵展。『鳥取文芸』発行。少年少女合唱団育成。市民文化祭協賛。 |
2000年(平成12年) | 四季油絵展。『鳥取文芸』発行。少年少女合唱団育成。市民文化祭協賛。 |
2001年(平成13年) | 第13回四季洋画展(名称変更)、記念絵はがき第5集発行。 |
2002年(平成14年) | 第14回四季洋画展。『鳥取文芸』発行。少年少女合唱団育成。 |
2003年(平成15年) | 第15回四季洋画展。「市民文芸」に小・中学生の部ができる。 |
2004年(平成16年) | 第16回四季洋画展。『鳥取文芸』発行。少年少女合唱団育成。 |
2005年(平成17年) | 鳥取市四季洋画展の取り止め。 |
2006年(平成18年) | 事務所を鳥取市文化センター内に移転する。 |
2007年(平成19年) | 『鳥取文芸』29号(特集「鳥取因幡新発見」)発行。少年少女合唱団助成。 |
2008年(平成20年) | 『鳥取文芸』30号(特集「放哉ひとり」)発行。少年少女合唱団助成。 |
2009年(平成21年) | 『鳥取文芸』31号(特集「山陰海岸ジオパーク」)発行。合唱団助成。 |
2010年(平成22年) | 『鳥取文芸』32号(特集「青春の一冊」)発行。少年少女合唱団助成。 |
2011年(平成23年) | 『鳥取文芸』33号(特集「因幡のまつり」)発行。少年少女合唱団助成。 |
2012年(平成24年) | 『鳥取文芸』34号(特集「鳥取因幡新八景」)発行。少年少女合唱団助成。 |
2013年(平成25年) | 4月1日、一般財団法人 鳥取市社会教育事業団となる。 |
2014年(平成26年) | ホームページを作成する。 |
2015年(平成27年) | 鳥取文芸37号(特集「昭和という時代」)発行。合唱団助成。文章教室開催。 |
2016年(平成28年) | 鳥取文芸38号(特集「あんな山 こんな山」)発行。合唱団助成。 |
2017年(平成29年) | 鳥取文芸39号(特集「因幡医人伝」)発行。合唱団助成。文章教室開催。 |
2018年(平成30年) | 鳥取文芸40号(特集「平成という時代に……」)発行。合唱団助成。小学生俳句教室開催。 |
2019年(令和元年) | 鳥取文芸41号(特集「今、ここから……」)発行、市民文芸に高校生の部新設。 |
2020年(令和2年) | 鳥取文芸42号(特集「ごっつぉ鳥取、今むかし」)発行。合唱団助成。 |
2021年(令和3年) | 鳥取文芸43号(特集 鳥取の文化を彩った人たち)発行。合唱団助成。 |
2022年(令和4年) | 住川英明理事長就任 鳥取文芸44号(特集 鳥取の今を動かす ときめきの50人)発行。合唱団助成。 |
2023年(令和5年) | 郷土シリーズ第41巻「鳥取の震災 ―あの日から80年 過去から学び 備える今―」刊行。 |